美濃 相羽城


お城のデータ
所在地 岐阜県揖斐郡大野町相羽
遺 構 なし
形 式 平城 築城者: 土岐光俊 築城年代: 鎌倉時代初期


見 ど こ ろ
 近鉄相羽駅西側、線路沿いに八幡神社がある。この八幡神社の境内が相羽城本丸跡だ。

 城の遺構は何も残っていないが、周囲に比べて、神社境内は一段高くなっていて、神社本殿前に「相羽城址」の石碑が建てられていた。資料に拠れば、神社東北の池(堀跡か?)付近から当時用いられていた柱や梁の木材が発掘されたとか。


歴     史
 鎌倉時代初期に土岐光俊によって築かれたと云われて、一時廃城となっていたが、天文初期に長屋景興が不破郡垂井よりこの城に移り、美濃守護土岐頼芸に属した。天文16年、守護代斎藤家を乗っ取った斎藤道三は、守護土岐頼芸の大桑城を攻め、この時長屋景興の守る相羽城も道三に攻められ落城した。


お城へのアクセス
鉄 道: 名鉄揖斐線相羽駅〜徒歩約5分
 車 : 名神大垣IC〜県道212号線〜県道92号線〜県道159号線
駐車場: 八幡神社北側の地区公民館無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
神社の境内に石碑が建てられているだけのお城。

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