尾張 赤目城


お城のデータ
所在地 愛知県愛西市赤目町杉土居
遺 構 現存門、移築門
形 式 平城 築城者: 横井氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 赤目城は、現在も横井氏宅となっている屋敷地とその付近一帯に築かれていた。城地は、周囲より一段高い地形となっている。 

 土塁や堀などの城の遺構は、周囲を探索する限り残っていないようだが、資料に依れば堀が残っているとか。建物の遺構としては、城門が2棟移築され現存。また、移築門以外にも横山氏邸に黒門が残っている。


歴     史
 赤目城は、築城年代は定かでないが横井氏によって築かれた。赤城神社の説明文に「延宝3年に元赤目から赤目に遷座した」とあり、この頃に築城されたと考えられる。

 横井氏は、北条高時の子時行の末裔で赤目城に居城した。戦国時代、横井時延・時泰が信長・秀吉・家康に仕え、江戸時代には尾張徳川家に附属され、在所屋敷を構える渡辺・志水・石河氏らと共に重臣として遇された。


お城へのアクセス
鉄 道: 名鉄尾西線津島駅〜タクシー約10分
 車 : 東名阪道弥富IC〜国道155号線/町方新田〜県道8号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
鎌倉幕府執権北条高時の末裔の居城。
  • 赤目城城門の移築先
    蓮台寺 愛知県津島市弥生町
    一心寺 愛知県愛西市赤目町中屋敷

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