信濃 赤須城


お城のデータ
所在地 長野県駒ヶ根市下平字小城
遺 構 曲輪、土塁、空堀
形 式 平山城 築城者: 赤須為幸 築城年代: 南北朝時代


見 ど こ ろ
 赤須城は、南は宮沢川の浸食による自然堀、北方は田沢川の深い谷で遮断された地形の先端部を利用して築かれた城だ。

 丘段突端に外城を置き、西に向かって主郭・二の郭・出郭・添郭等の曲輪が連郭式に配置された縄張りで、曲輪と曲輪の間には空堀が設けられ、土塁も残っている。現在は、主郭・二の郭・添郭とも公園化され、パットゴルフ場のなっり、出郭が駐車場となっている。 


歴     史
 赤須城は、南北朝時代に赤須為幸によって築かれた。赤須氏は、船山城主片切氏の一族でこの地を代々領した。

 天正10年、宗家片切氏とともに武田氏に臣従していた赤須氏は、織田信長の伊那進攻により、伊那谷の武田氏配下の諸城とともに落城し、赤須氏は滅亡した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR飯田線駒ヶ根駅〜タクシー約15分
 車 : 中央道駒ヶ根IC〜県道75号線〜県道49号線〜市道
駐車場: 赤須城趾公園の無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
主要な曲輪はパットゴルフ場となっているお城。

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