遠江 穴ヶ谷城

お城のデータ
所在地：	静岡県牧之原市中字穴ヶ谷
遺　構：	曲輪、土塁、堀切、竪堀
形　式：	山城	築城者：	勝間田氏	築城年代：	室町時代

見　ど　こ　ろ

（ 東の曲輪虎口と土塁・堀切 ） 　穴ヶ谷城は、勝間田城とも呼ばれ仁田地区の小仁田薬師堂の西側に東西に連なる丘陵上に築かれている。薬師堂から城跡まで細いが道路が通じているが、軽トラ専用道と考えた方がよい。 　丘陵山頂部の穴ヶ谷城の縄張りは、東の曲輪と西の曲輪からなる複合式の縄張りで、東の曲輪虎口には土塁と堀切・竪堀の遺構が良く残っていた。 　城内はかつては茶畑だったのだが、現在は放棄地となっていて、西の曲輪へは高圧線鉄塔の保線路部分だけがかろうじて歩くことできる状態だ。それでも、鉄塔の西側にある堀切までは確認することができた。

歴　　　　　史

穴ヶ谷城は、室町時代初期に勝間田氏によって築かれた。永享年間には勝間田政次が居城したと云われている。

お城へのアクセス
鉄　道：	ＪＲ東海道本線金谷駅〜バス／中
車　：	東名吉田ＩＣ〜県道34号線〜国道150号線〜県道233号線
駐車場：	薬師堂の参拝者用無料駐車場を利用

ひとくち ＭＥＭＯ

放棄された茶畑が曲輪内の移動を妨げているお城。

静岡県のお城 一覧表へ	トップページへ

東海のお城

｜静岡県｜愛知県｜岐阜県｜三重県｜