近江 浅小井城


お城のデータ
所在地 滋賀県近江八幡市浅小井町
遺 構 曲輪、堀
形 式 平城 築城者: 浅小井長家 築城年代: 鎌倉時代


見 ど こ ろ
( 本丸跡の畑地 )
 浅小井地区の北端に周囲よりも一段高くなっている畑地が浅小井城の本丸跡で、畑入口の木立の中に城の説明板が立っていた。畑地は周囲より一段高く、周囲の水田は堀跡であろうか?

 元々居館形式の城を、戦国時代になって拡張修築したと考えられる。浅小井地区内には、金比羅神社横の「湧水の里」公園から地区内を流れる用水路も堀跡と思われ、深尾元範父子が加賀守を称したことに因んで、「加賀殿馬場」の地名も残っている。


歴     史
 浅小井城は、鎌倉時代に浅小井長家によって築かれた。長家は、佐々木氏の一族で蒲生郡浅小井村を領して浅小井氏を称した。長家の子清長より深尾氏を称し、戦国時代には京極・六角氏に仕え、深尾元範は六角高頼より浅小井城築城を命じられ、元徳−元秀と六角氏家臣団の中で勢力を誇ったが、元秀の子秀長が伊庭氏の乱で伊庭氏に与したため没落した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線近江八幡駅〜バス/浅小井
 車 : 名神高速竜王IC〜国道477号線〜国道8号線〜県道26号線〜県道199号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
佐々木氏一族浅小井氏(後に深尾氏)代々の居城。

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