三河 芦谷陣屋


お城のデータ
所在地 愛知県額田郡幸田町芦谷字南屋敷
遺 構 なし
形 式 陣屋 築城者: 内藤正綱 築城年代: 慶長17年


見 ど こ ろ
 芦谷陣屋は、中世の居館を直参旗本の采地陣屋として築かれた。幸田駅東側にある妙徳寺の東側にこんもりとした森のように木々に囲まれた住宅が内藤屋敷で、ここが旗本芦屋陣屋でもある。陣屋内は個人宅となっているので屋敷地への入り口にある石積みと導入路脇に土塁状の遺構を見ることができる。宅地敷地内にある主屋は、江戸時代に建築されたものであるとか。(非公開)


歴     史
 芦谷陣屋は、慶長17年に内藤正綱によって築かれた。内藤正綱の祖父勝重が永正15年に芦谷に居館を築いた。内藤氏はここを本拠に松平氏に仕えた。孫の正綱が徳川家康より芦谷村240石、後に相模にて160余石を加増され都合440石を領した。内藤氏は江戸定府の旗本であったので、在地の芦谷には在地用人に内藤(小島)氏と代官由良氏・浅井氏が領地経営を行った。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線幸田駅〜徒歩約10分
 車 : 東名高速岡崎IC〜県道26号線〜国道248号線〜県道480号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
創建場所に今も陣屋時代の建物が残っているとか・・・。

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