備前 小丸山城

お城のデータ
所在地：	岡山県岡山市北区辛川市場
遺　構：	曲輪、土塁
形　式：	丘城	築城者：	不明	築城年代：	不明

見　ど　こ　ろ

（ 主郭の艮御前神社と切岸 ） 　小丸山城は、中川と砂川に挟まれた独立丘を利用して築かれている。資料に拠れば、周濠を伴う前方後円墳だとする説もあったようだ。しかし、発掘調査により城砦であることが判明したとか。 　小丸山城は、現在艮御前神社の境内となっていて、中山中学校の東側から参道が通じている。縄張りは、山頂部が南北に二段に削平され、上段には神社本殿が建てられいる。主郭部の一段下を馬蹄形に取り囲むように帯曲輪が設けられ、北側には土塁の遺構が残っていた。ただ、帯曲輪は主郭部を全周していたと考えられるが、神社境内のため城域の南側一帯は後世の石垣が築かれ改変が著しい。

歴　　　　　史

小丸山城は、築城年代や築城者については定かではないが、幕末の元治元年の第一次長州征伐に際して池田茂政が小丸山の北側に土塁を築いたとされている。

お城へのアクセス
鉄　道：	ＪＲ吉備線備前一宮駅〜徒歩約１０分
車　：	山陽道吉備ＳＣＩ〜県道６１号線
駐車場：	なし。

ひとくち ＭＥＭＯ

中川と砂川に挟まれた独立丘を利用して築かれたお城。

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