備前 長野城


お城のデータ
所在地 岡山県岡山市北区長野
遺 構 曲輪、土塁、石積み、堀切
形 式 山城 築城者: 今田右衛門尉 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
( 主郭の土塁 )
 長野城は、砂川に沿って備前・備中国境付近に点在する山間の小盆地を結ぶ街道を押さえる位置にあり、砂川左岸の長野地区背後に東から砂川へと延びる丘陵の先端部を利用して築かれている。

 長野城の縄張りは、先端部のピークに長方形の主郭を置き、主郭の北西・南西・東南の三方に腰曲輪が配されている。主郭の北尾根のピークを基点に北の曲輪と三段の西曲輪群があり、北も西も曲輪の先端部には二重の堀切が構築されている。

 城内は荒れ放題の「ヤブ」状態だが、土塁や虎口の遺構は何とか確認出来る。中でも主郭下南西の帯曲輪には立派な石積みの遺構が見応えがあった。


歴     史
( 西の曲輪群の二重堀切 )
 長野城は、築城年代は定かでないが今田右衛門尉によって築かれたとの伝承があるが、築城年代や城主など詳細について定かでない。


お城へのアクセス
鉄 道: JR山陽新幹線・山陽本線岡山駅〜バス/最上稲荷稲荷山〜徒歩約30分
 車 : 山陽道吉備SCI〜県道61号線
駐車場: なし。(長野公会堂付近の県道沿いに駐車スペースあり)


ひとくち MEMO
荒れたヤブをかき分け探索する城内には立派な石垣が・・・。

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