摂津 大物城


お城のデータ
所在地 兵庫県尼崎市大物町2丁目
遺 構 なし
形 式 平城 築城者: 不明 築城年代: 戦国時代


見 ど こ ろ
( 大物くづれ戦跡の石碑 )
 大物城は、大物駅の南側にある大物主神社の境内となっている一帯に築かれていたと推定され、現在では全く遺構を無く、城の位置や縄張りなどの詳細は定かでない。

 大物城は、細川高国が細川晴元に大敗して大物広徳寺で自刃して果てた「大物崩れ」の舞台ともなっており、石碑と案内板が大物駅北側の公園の西端にある交番脇に設置されている。


歴     史
 大物城は、築城者は定かではないが戦国時代に築かれた。永正年間に細川高国と細川澄元とが争った京兆家の内紛が起こり、永禄3年には高国方が薬師寺三郎左衛門が籠もる大物城を攻め落としている。翌年に細川高国は天王寺・木津・今宮で細川晴元に敗れて大物まで落ち延びたが三好康長に捕らえられ、大物の広徳寺で切腹させられた。


お城へのアクセス
鉄 道: 阪神電鉄本線大物駅〜徒歩約5分
 車 : 阪神高速神戸線尼崎IC〜国道43号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
大物崩れの舞台ともなったお城。

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