伊勢 古城城


お城のデータ
所在地 三重県亀山市川崎町一色
遺 構 曲輪、土塁、空堀
形 式 平城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 古城城は、西を八島川が流れ、東が谷となった台地の先端部を利用して築かれた城だ。この城の名称は、資料などに一切記されておらず、現在は単に『古城(ふるしろ)』と呼ばれている。

 城の縄張りは、周囲に土塁が廻らされた主郭を置き、東側の大手筋に向かって虎口を開き、さらにその外側に帯曲輪を設けている。主郭北側は、土塁と空堀が連続して配置して防御を固め、さらにそれらを屈折させて横矢掛かりとなっている。現在は、雑木と竹藪に覆われているが、比較的遺構の確認をし易い城であった。


歴     史
 古城城は、築城年代や築城者については定かでないが、天正10年とその翌年に羽柴秀吉軍が峯城を攻めた戦いの中で改修されたものと考えられている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR関西本線亀山駅〜バス/川崎
 車 : 東名阪道亀山IC〜国道1号線〜国道306号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
竹藪の中に幾重にも築かれた土塁と空堀が残っているお城。

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