下総 古戸城

お城のデータ
所在地：	茨城県取手市稲字古戸
遺　構：	曲輪、土塁
形　式：	丘城	築城者：	不明	築城年代：	不明

見　ど　こ　ろ

（ 二の曲輪から見る一の曲輪 ） 　古戸城は、利根川左岸に面した台地端に築かれている。茨城県遺跡地図では江戸川学園高校の北側にある小山が古戸城とされている。 　北側の堤防沿いからかろうじて小山へ登る通路があり、ここかた城内へと入った。城内は三段に分かれた縄張りとなり、土塁の遺構（遺構と信じたいが・・・）も見られた。ただ、東側の台地上にある稲地区と道路で切り離され、更に江戸川学園の建設時に南側も切り取られたと推定でき、現状よりもかつての城域はもっと広いものであったと考えるのが自然だと思う。

歴　　　　　史

古戸城は、築城年代や築城者については定かでない。ただ、この城が稲村城と同一のものであるならば、戦国時代に高井直将が居城していた。

お城へのアクセス
鉄　道：	ＪＲ常磐線取手駅〜バス／江戸川学園前
車　：	常磐道谷和原ＩＣ〜国道294号線
駐車場：	なし

ひとくち ＭＥＭＯ

道路と学校敷地に削り取られかつての姿を想像するしかないが・・・。

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