三河 蒲形城


お城のデータ
所在地 愛知県蒲郡市上本町
遺 構 移築門、土塁
形 式 平城 築城者: 鵜殿長存 築城年代: 永正年間


見 ど こ ろ
 蒲形城は、現在の蒲郡高校の敷地一帯に築かれていた。城の遺構は何も残されていないが、竹谷松平氏の陣屋遺構として土塁と移築門が残されている。


歴     史
 蒲形城は、永正年間に鵜殿長存によって築かれた。蒲形城は、下之郷城と呼ばれ、ここに分家した長存系鵜殿氏を下之郷鵜殿氏と称する。

 永禄5年に本家上之郷鵜殿長照が松平元康に攻められ落城した時、松平方に与した下之郷鵜殿氏は蒲形城を安堵され、天正18年に鵜殿長龍が家康の関東移封に従って下総相馬に移った。慶長17年、吉田城主竹谷松平忠清が無嗣子により改易され、忠清の弟清昌が名跡相続して5,000石を領する交代寄合として蒲形城の一角に陣屋を構え、明治に至った。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線蒲郡駅〜バス/蒲郡高校前
 車 : 東名音羽蒲郡IC〜三河湾オレンジロード〜国道473号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
蒲郡市街の中心部にあったお城。
  • 蒲形陣屋門の移築先
    蒲郡市立博物館 愛知県蒲郡市栄町

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