豊後 岐部城


お城のデータ
所在地 大分県国東市国見町岐部
遺 構 曲輪、石垣(復元?)
形 式 山城 築城者: 岐部成久 築城年代: 鎌倉時代


見 ど こ ろ
 岐部氏一族で元和6年に日本人として初めてヨーロッパに渡ったペトロ・カイス・岐部、彼の神父像が建てたれた記念公園の裏山が岐部城だ。

 公園駐車場の傍らに岐部一族の墓石があり、その背後から登城口がある。城跡は、城址公園として一部整備されていて、石垣が復元されている。城の規模自体は広くもないが、山頂部を中心に数段に渡って曲輪が配置されている。


歴     史
 岐部城は、鎌倉時代に岐部成久によって築かれた。成久は、弘安の役にも参陣して戦功を立てている。

 岐部氏は、水軍の将であったと考えられ、応仁2年には岐部茂実は、明国まで渡り修交貿易を行ったと云われる。大友氏の豊前制圧にも尽くしたが、慶長5年に大友吉統が石垣原の合戦で敗れ大友氏再興がなされなかったが、それ以後岐部城の歴史は伝わっていない。


お城へのアクセス
鉄 道: JR日豊本線宇佐駅〜バス/岐部
 車 : 東九州道宇佐IC〜国道10号線〜国道213号線
駐車場: ペトロ・カイス記念公園の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
ペトロ・カイス・岐部神父ゆかりのお城。

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