大和 五條代官所


お城のデータ
所在地 奈良県五條市新町3丁目
遺 構 長屋門、土塀
形 式 陣屋 築城者: 徳川幕府 築城年代: 寛政7年


見 ど こ ろ
 幕末の動乱、勤王の志士たちが挙兵した『天誅組の変』の舞台となった五條代官所。志士たちが焼き討ちにしたのは現在の五條市役所の場所にあった。 

 再建された代官所は、現在五條簡易裁判所の敷地となり、一部が史跡公園となっていて、当時の長屋門と土塀が残っている。国道24号線から見ると石垣の上に白壁の土塁とそれに連なる長屋門は、城郭の雰囲気を醸し出している。


歴     史
 五條陣屋(代官所)は、寛政7年に幕府によって築かれた。五條代官所は、五條・宇陀・吉野300ヶ村5万石を支配し、南和地域の政治の中心であった。文久3年、天誅組の変で代官所は焼き払われ、元治元年に旧敷地から西側に再建され、明治維新後は、五條県庁(その後奈良県に併合)となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR和歌山線五條駅〜バス/五條新町1丁目
 車 : 京奈和道五條IC〜国道310号線〜国道24号線
駐車場: 史跡公園の無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
天誅組の変の舞台となった代官所。

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