阿波 白地城


お城のデータ
所在地 徳島県三好市池田町白地字本名
遺 構 曲輪、土塁
形 式 山城 築城者: 近藤京帝 築城年代: 南北朝時代


見 ど こ ろ
 長宗我部元親の「うたかたの夢」の白地城。かつては、四国最大の規模を有していたが、今は跡形も残っていない。

 「かんぽの宿」(現あわの抄)が建設された時に空堀も、土塁も、曲輪も削り取られてしまい、宿の玄関前に申し訳なさそうに「白地城」の案内板が立てられていた。しかし、周囲を散策すると立派な石碑と僅かであるが土塁や切岸も残っていた。


歴     史
 白地城は、南北朝時代に近藤京帝によって築かれた。その後、近藤京帝の子孫は大西氏を称した。天正4年に大西覚養は、土佐の長宗我部元親に追われてしまう。 

 白地城は、元親の四国統一の拠点として大修築された。天正13年、豊臣秀吉の四国平定により、白地城は廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR土讃線阿波池田駅〜タクシー
 車 : 徳島道井川池田IC〜国道32号線
駐車場: なし。(阿波池田簡易保険保養センターの駐車場を利用)


ひとくち MEMO
長宗我部元親の四国統一の拠点となったお城。

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