備前 八浜城


お城のデータ
所在地 岡山県玉野市八浜
遺 構 曲輪、堀切、横堀、畝状竪堀
形 式 山城 築城者: 宇喜多基家 築城年代: 天正9年


見 ど こ ろ
 八浜城は、南北に二つの峯がある両児山の南の峯に築かれている。現在は、両児山公園として整備されている。

 八浜合戦の際に築かれた陣城故、縄張りは複雑なものではなく、曲輪の削平も甘い。それでも、東側に対峙した毛利氏に備えた曲輪の東から南にかけて掘られた横堀や畝状竪堀の遺構が、今でも良く残っていて結構楽しませてくれる。


歴     史
 八浜城は、天正9年に宇喜多基家によって築かれた。天正9年に岡山城主宇喜多直家が没すると、翌年に毛利氏は穂井田元清を総大将として常山城を拠点に児島郡制圧を図った。

 宇喜多氏は、宇喜多基家を大将に八浜城に陣を張り、麦飯山に陣取った毛利勢と対峙し合戦となった。この八浜合戦で宇喜多基家が討死したが、八浜七本槍と云われた家臣達の活躍で毛利勢の追撃を押し戻した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR宇野線八浜駅〜バス/玉野光南高校前
 車 : 山陽道岡山IC〜国道53号線〜県道45号線〜県道495号線
駐車場: 両児山公園の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
宇喜多基家が討死した八浜合戦の舞台となったお城。

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