常陸 平治館


お城のデータ
所在地 茨城県東茨城郡城里町北方子這坂前
遺 構 曲輪、土塁、堀切
形 式 平城 築城者: 佐貫氏 築城年代: 元弘年間


見 ど こ ろ
( 館内部の現状 )
 平治館は、那珂川の支流桂川右岸に向かって東へと張り出した台地の先端部を利用して築かれている。東は桂川が流れ、北と南には谷津が入り込む天然の要害地形となっていて、台地と繋がる西側のみ現在は切通となっている堀切で遮断線を構築している。

 平治館は、単郭の縄張りで曲輪内はかつては畑地であったようだが現在は耕作放棄地となっているようだ。郭内への導入口に標柱と案内板が立てられいて、その背後に土塁の遺構が残っていた。


歴     史
 平治館は、元弘元年に佐貫氏によって築かれ、後に穂高平治が居住した。戦国時代の天正年間には大山氏の出城となっていた。


お城へのアクセス
鉄 道: JR常磐線水戸駅〜バス/下粟
 車 : 常磐道水戸北IC〜国道123号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
谷津に囲まれた大山氏の出城となっていた居館。

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