遠江 東中居館


お城のデータ
所在地 静岡県牧之原市大江字東中
遺 構 曲輪、土塁
形 式 居館 築城者: 上杉氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 上杉氏館であったとされる東中居館は、現在は廃寺となり墓地だけが残っている理趣寺境内にあったと伝承されている。

 寺跡の半分は水田となっているが、北から西にかけて高さ約2m、延長約100m程の土塁が残っていて、地形図や遺構から約100m四方の方形居館であったと推測できる。資料に拠れば、周辺には的場や馬場の地名もあるようだ。


歴     史
 東中居館は、築城年代は定かでないが上杉氏によって築かれたと伝えられている。鎌倉時代後期(嘉暦2年頃)に上杉重澄と云う土豪が相良荘に居住していたとの記録が残る。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線金谷駅〜バス/菅山入口
 車 : 東名相良牧之原IC〜相良バイパス菅山IC〜国道247号線
駐車場: 理趣寺の参拝者用無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
土塁が鈎形にのこっているが鎌倉時代の豪族の居館。

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