常陸 上条城


お城のデータ
所在地 茨城県稲敷郡阿見町上条字城ノ内
遺 構 曲輪、土塁、横堀
形 式 丘城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
( 案内板背後の土塁 )
 上条城は、清明川右岸に向けて南西から伸びる舌状台地の先端部を利用して築かれている。丁度、上条地区にある万蔵院から北側の林から住宅地一帯が城跡だ。寺への進入路前の民家前から北へ坂を登りきった辺りに城の案内板がある。

 現状では城の縄張りを知ることはできないが、案内板の北側には横堀があり、L字形に土塁が残っている。更にその西側には南北に長く土塁と浅くなっていたが横堀の遺構が良く残っていた。


歴     史
 上条城は、築城年代や築城者は定かでないが、南北朝時代に関東管領上杉氏が信太庄を支配して信太庄山内衆の大越氏が城主となり、左京亮・大炊助の名が伝わる。大越氏は戦国時代には江戸崎城主土岐氏に属し、治部大輔・日向守・三河守の名が伝わっている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR常磐本線土浦駅〜バス/工業団地前
 車 : 圏央道阿見東IC〜県道68線〜県道231号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
林の中には土塁と横堀の遺構が良く残っているお城。

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