常陸 岡部館


お城のデータ
所在地 茨城県常陸太田市大森町清水
遺 構 曲輪、土塁、横堀
形 式 丘城 築城者: 岡部氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
( 主郭に残る土塁 )
 岡部館は、久慈川の支流茂宮川左岸にある常陸太田市と日立市の市境の丘陵上に築かれ、日立市方面から佐竹氏の本城太田城へと向かう街道を押さえる役目を担った城であったと考えられている。

 現在は常磐道建設により城の西側が削り取られ消滅してしまったのは残念だが、東半分の主郭部には立派な城石碑が建てられ、東に向けて開かれた虎口付近には二重の横堀や土塁・土橋の遺構が良く残っていた。


歴     史
 岡部館は、築城年代は定かではないが岡部氏によって築かれた。岡部氏は、4代佐竹義重の子義綱がこの地を分知され岡部氏を称し、戦国時代の永禄年間には岡部重光が居城していたと云われている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR常磐線大甕駅〜バス/大森
 車 : 常磐道日立南太田IC〜国道6号線〜県道156号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
常磐道の建設で主郭の半分が消滅してしまったが・・・。

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