下野 法音寺城


お城のデータ
所在地 栃木県下都賀郡野木町友沼
遺 構 曲輪、土塁、空堀
形 式 平城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 法音寺城は、思川左岸の河岸段丘上に築かれた城だ。現在は、法音寺境内の西側一帯の住宅地やゲートボール場となっている。

 法音寺城の縄張りは、推定の域をでないが、法音寺西側約100m四方の主郭があり、寺の北側にも土塁跡・堀跡が認められることから、北側にも曲輪があったと考えられる。当然、南側にも一曲輪があったと考える方が自然であろう。

 城の遺構は、資料によれば主郭の北・東・南側に土塁と空堀が残っているとのことだが、北側は民家の敷地となっており確認できないが、東側と南側の土塁と堀は比較的良く残っていた。


歴     史
 法音寺城は、築城年代や築城者については定かでない。戦国時代の天正5年、菅谷左衛門五郎が北条氏照より友沼郷内で所領を与えられていることから、小山城主小山氏の家臣菅沼氏によって築かれ、小山氏滅亡と共に廃城となったと考えられる。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東北本線野木駅〜徒歩約20分
 車 : 東北道佐野藤岡IC〜国道50号線〜国道4号線
駐車場: なし(法音寺西側のゲートボール場に駐車スペースあり)


ひとくち MEMO
ゲートボール場を囲むように土塁と堀が残るお城。

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