大和 雷 城


お城のデータ
所在地 奈良県高市郡明日香村雷字城山
遺 構 曲輪、空堀
形 式 丘城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
  『大君は神にしませば天雲の雷の上に廬りせるかも』(柿本人麿)と読まれた雷丘に中世には城が築かれていた。発掘の結果、多数の円筒埴輪片や石室が発見され古墳があった可能性が強い。この時深さ2m程の中世城郭の堀跡が発掘され、ここに雷城があったことが裏付けされた。

 城は、雷丘の中央部に主郭を置き、空堀を隔てて西側に二の曲輪、更に西側に一段下がって曲輪を置き、更に南北両側に一段下がって帯曲輪を伴う縄張りとなっている。現在、公園と整備されて遺構の改変もあると思われるが、遺構の確認はし易かった。


歴     史
 雷城は、築城年代や築城者については定かではない。


お城へのアクセス
鉄 道: 近鉄橿原線橿原神宮駅〜バス/飛鳥
 車 : 西名阪郡山IC〜国道24号線〜国道169号線〜県道206号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
万葉集にも出てくる雷丘に築かれたお城。

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