大隅 入船城


お城のデータ
所在地 鹿児島県垂水市牛根麓字松ヶ崎
遺 構 曲輪、空堀、土塁
形 式 山城 築城者: 牛根道綱 築城年代: 鎌倉時代末期


見 ど こ ろ
 入船城は、東と西が深い谷となって川が流れ、三面が崖となった要害の城だ。しかし、残念なことに城山への登城道は閉ざされ登場することができなかった。尚、国道沿いに入船城の碑が建てられている。

 資料によれば、最高所に本の丸を置き腰曲輪を巡らし、丘陵と続く南側には2条の空堀を設け、海に面した北側には水堀を設けた縄張りであったとか。


歴     史
 入船城は、牛根道綱によって鎌倉時代の末期に築かれた。その後文明から永正年間まで池袋氏が数代に渡って居城した。その後肝付氏の持ち城となり安楽兼寛が在城していた。島津義久は入船城を攻めたが容易に落とせず、孤立無援となった入船城は1年3ヶ月に渡る籠城を続けたが力尽き開城した。江戸時代は、城山の麓に「牛根麓」が設けられて明治に至った。


お城へのアクセス
鉄 道: JR日豊本線国分駅〜バス/宮崎小路
 車 : 東九州道国分IC〜国道220号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
桜島と大隅半島が繋がった辺りがすぐ近くにあるお城。

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