相模 石垣山城


お城のデータ
所在地 神奈川県小田原市早川
遺 構 曲輪、土塁、石垣、空堀、堀切
形 式 山城 築城者: 豊臣秀吉 築城年代: 天正18年


見 ど こ ろ
 小田原城の天守から西の方角を見ると、石垣山城が目と鼻の先に見える。攻められている北条方にしてみれば、石垣山城が突如出現した時、さぞかし驚いたことだろう。

 しかも、通常の陣城ではなく、関東では珍しい石垣作りで、天守まで建てられたのだから・・・。秀吉の派手好み? まぁ〜政治的な意味合いか。

 現在の城跡には、ここ彼処に石垣が崩れ見る影もないが、それでも散乱する石垣に使われていた石の大きさにびっくりする。井戸曲輪は、周囲の石垣がよく残っていて、この城の名「石垣」に恥じない風情を今に伝えている。


歴     史
 天正18年、豊臣秀吉は関東の覇者北条氏政を滅ぼすべく12万の大軍で小田原城を囲んだ。この時、秀吉は小田原城を一望できる石垣山に築城したのがこの城。別名太閤の一夜城として有名である。

 北条氏滅亡後、陣城としての役割は終わり、廃城となった。しかし、城跡は江戸時代を通じて小田原藩の管理下に置かれていた。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線早川駅〜タクシー
 車 : 小田原厚木道路早川IC〜市道
駐車場: 一夜城歴史公園の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
小田原城攻めの時に豊臣秀吉が築いた一夜城。

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