岩代 陣ヶ峰城


お城のデータ
所在地 福島県河沼郡会津坂下町宇内字五目
遺 構 曲輪、土塁、空堀
形 式 平城 築城者: 城 重則 築城年代: 永延2年


見 ど こ ろ
 陣ヶ峰城は、会津盆地辺縁部の扇状地先端部を利用して築かれていて、北から東にかけては浸食崖となっている。

 城の縄張りは、少々変形しているが基本的には方形単郭の居館形式で、西側の台地に面した部分に二重の堀を構築し、虎口を西に向けて開き、土橋を設けて連絡路としている。現在、城内は畑地と公民館敷地となっていいるが、二重の堀と土塁は今でも完存していた。


歴     史
 陣ヶ峰城は、平安時代の永延2年に城重則によって築かれたと云われている。重則は、越後の出身で磐梯恵日寺を攻略して会津への進出を図り、越後と会津に28館を築いたと云われている。

 重則は、正暦2年に戦いに敗れて自刃し、八館の家臣もことごとく重則に殉じて自刃した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR只見線会津板下駅〜バス/大上〜徒歩約15分
 車 : 磐越道会津若松IC〜国道49号線〜県道336号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
平安時代に築かれたお城。

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