甲斐 実相寺館


お城のデータ
所在地 山梨県北杜市武川町山高
遺 構 曲輪、土塁
形 式 居館 築城者: 山高氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
( 実相寺の神代桜 )
 「神代桜」として有名な実相寺は、武川衆の一家山高氏の居館跡に建立さていたとは知らなかった。

 現在の実相寺境内全体が居館であったようで、約100m四方の典型的な中世の豪族居館の縄張りで、神代桜をはじめ南には桜の並木となっているが、低くはなっていたが桜は土塁の上に植えられてた。また、本堂西側にもかつては居館を囲繞していた分厚い土塁の一部が残っている。


歴     史
( 桜並木に僅かに残る土塁 )
 実相寺館は、築城年代は定かではないが武川衆の一家山高氏によって築かれた。

 山高氏は、一条時信の子信方が山高の地を分知され山高氏を称した。戦国時代、山高氏は他の武川衆と共に武田氏に仕え、信之−親之−信親−信直と続き、信直の時に武田氏が滅亡した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR中央本線日野春駅〜バス/実相寺入口
 車 : 中央道長坂IC〜県道32号線〜県道606号線〜県道612号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
神代桜ので有名なお寺は武川衆の居館であったとは・・・。

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