美濃 鏡島城


お城のデータ
所在地 岐阜県岐阜市鏡島
遺 構 なし
形 式 平城 築城者: 石河光清 築城年代: 室町時代


見 ど こ ろ
 鏡島城は、長良川東岸に位置し、鏡島弘法乙津寺の山門南側一帯に築かれていた。現在は、住宅地となり城の遺構などは何も残っていない。

 乙津寺山門南側にある稲荷神社は、石河光清によって勧進されたとか。この神社から南側一帯が鏡島城で、住宅地の一角に城跡碑が立てられていた。


歴     史
 鏡島城は、室町時代に石河光清によって築かれた。石河氏は、光清−某−光信−光政と4代に居城していた。光信は織田信長に仕え、光政と子貞政は豊臣秀吉に仕え5千石を領した。貞政は、豊臣氏滅亡後は徳川幕府に出仕して旗本として明治まで続く。

 光信の孫光元は播磨龍野1万石を領したが、関ヶ原で西軍に与したため改易となった。慶長15年に光元の子光忠が徳川家康に召し出され1万石を領し、尾張徳川義直に付けられた。2代正光は石河屋敷を構えている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線岐阜駅〜バス/鏡島弘法前
 車 : 東海北陸道岐阜各務原IC〜国道21号線〜県道73号線
駐車場: 鏡島弘法(乙津寺)の参拝者用無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
尾張藩家老石河氏の代々の居城。

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