山城 神楽岡城


お城のデータ
所在地 京都府京都市左京区吉田下大路町
遺 構 曲輪
形 式 丘城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 神楽岡城は、京大キャンパス東側に位置する独立丘陵吉田山の南端部を利用して築かれている。神楽岡城は、元々陣城であるが、取り止めとなったが信長が本格的に築城を使用としたほど軍事的に重要視された場所であったようだ。現在の神楽岡宗忠神社から安養院・吉田墓地までの一帯が城域とされ、宗忠神社北側の切通が堀切の遺構とも考えられている。


歴     史
 神楽岡城は、築城年代や築城者は定かでないが、南北朝時代の建武3年に足利尊氏方がここに陣を張り、後醍醐天皇方に攻められている。

 戦国時代になると天文19年に細川晴元が吉田山に陣を構え、その後永禄4年には三好嘉賢の籠もる神楽岡を松永久秀が攻めている。永禄4年に織田信長が柴田勝家に命じて神楽岡に新たに築城しようとしたが取りやめになったとの記録がある。


お城へのアクセス
鉄 道: 京都市営地下鉄烏丸線〜バス/京大正門前
 車 : 阪神高速京都線鴨川東IC〜府道143号線
駐車場: 神楽岡宗忠神社の参拝者用駐車場を利用


ひとくち MEMO
京大キャンパス東側にある吉田山に築かれていたお城。

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