大和 戒重城


お城のデータ
所在地 奈良県桜井市戒重
遺 構 なし
形 式 平城 築城者: 戒重西阿 築城年代: 南北朝時代


見 ど こ ろ
( 春日神社 )
 戒重城・陣屋は、寺川と栗原川が合流する地点に築かれていた。かつては、土塁の上に植えられた竹藪が所在を明らかにしていた様だが、今は宅地化されて城の場所さえ特定できなかった。城跡の直ぐ近くに敏達天皇の都訳語田幸玉宮があり、今は春日神社が祀られている。


歴     史
 戒重城は、南北朝時代に戒重西阿によって築かれた。戒重氏は、戦国時代に越智氏に属す国人で1,500石の所領を領したが、天正8年に誅伐され、明智光秀が城を接収している。

 関ヶ原の戦功により織田有楽斎長益は、大和国内で3万石の加増を受けた。元和元年に長益の四男長政が1万石を分知され戒重に陣屋を構えた。宝永4年に織田長清と時に大和芝村へ陣屋を移した。(実際には財政難で工事・移転が捗らず6代頼宣の延享2年に移転)


お城へのアクセス
鉄 道: JR桜井線桜井駅、近鉄大阪線桜井駅〜徒歩約10分
 車 : 西名阪道天理IC〜国道169号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
信長の弟織田有楽斎の居城となったお城。

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