信濃 上中関陣屋


お城のデータ
所在地 長野県下伊那郡阿智村春日字上中関
遺 構 なし
形 式 陣屋 築城者: 市岡忠次 築城年代: 慶長6年


見 ど こ ろ
 上中関陣屋は、上中関市岡氏館とも云われ、「下西研修センター」と西側にある神社境内から道路を挟んで西側の住宅地一帯に築かれていたが、現在遺構などは何も残っていない。また、神社南側の畑地あたりが「陣屋畑」と呼ばれ、市岡氏改易後に天領となった際に代官所があったところとか。


歴     史
 上中関陣屋は、慶長6年に市岡忠次によって築かれた。戦国時代に上中関を領していた市岡正則・忠吉父子は武田氏に仕えていたが、天正10年に武田氏滅亡後は徳川氏に従った。

 忠吉の子忠次は家康より関東で采地を与えられていたが、慶長6年に旧領を与えられ、材木奉行を務める在地旗本として上中関に居館を構えた。貞享2年に2代清次が改易となり市岡領は天領となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR飯田線飯田駅〜バス/中関
 車 : 中央道飯田山本IC〜国道153号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
材木奉行を務めた在地旗本陣屋。

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