周防 上関台場


お城のデータ
所在地 山口県熊毛郡上関町長島
遺 構 石垣
形 式 台場 築城者: 長州藩 築城年代: 弘化2年


見 ど こ ろ
( 室津台場より見た上関台場 )
 上関台場は、瀬戸内航路の要衝上関泊を防衛するために築かれた、上関海峡を挟んで対岸の室津台場と一対となっている。 

 幅約100mの海峡に架けられた上関大橋の両袂に築かれていた台場に立ち、海峡を往来する船の姿を眺めた時、ここに台場を築いた必然性が瞬時に理解できた。現在の上関台場は小公園となっていて案内板と東屋が設けられていて、東屋の南面と西面に石垣が残されていた。


歴     史
 上関台場は、弘化2年に長州藩によって築かれた。外国船の来航に備えて海岸防備の一環として上関灯明堂(燈台)脇に3基築かれ、嘉永2年の補強工事により先端の台場が石垣造りに改修された。


お城へのアクセス
鉄 道: JR山陽本線柳井駅〜バス/上関大橋
 車 : 山陽道徳山東IC〜国道2号線〜国道188号〜県道23号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
瀬戸内航路の要衝上関泊を防衛するために築かれた台場。

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