播磨 金鑵城


お城のデータ
所在地 兵庫県小野市昭和町
遺 構 物見櫓(模擬)、土塁、堀切
形 式 山城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 金鑵城は、青野ヶ台地の東端に築かれていて、現在は夢の森公園となっている。丘陵から大堀切で切り離された主郭には、土塁が復元され、柵や城門が再現されている。中世から戦国時代にかけて築かれた豪族の城郭をこの目で見ることができる。

 発掘調査によって建物跡3棟あったとか。堀切を隔てて物見曲輪があり物見櫓が建てられている。櫓に上ると眼下に加古川が流れ、ここからの眺望もすばらしい。


歴     史
 金鑵城は、築城年代や築城にについては定かではないが、播磨守護赤松氏の家臣中村氏が城主であったとの伝承がある。

 天文8年、守護赤松晴政は中村与次郎の西河合領を別府源三郎に与えた。これ以後中村氏と別府氏とが争う地となり、天文年間に中村氏は別府氏に攻められ滅びた。


お城へのアクセス
鉄 道: JR加古川線河合西駅〜徒歩約20分
 車 : 山陽道三木小野IC〜国道175号線〜県道23号線〜県道349号線
駐車場: 夢の森公園の無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
中世から戦国時代にかけて築かれた豪族の城郭を再現。

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