伊予 金子山城


お城のデータ
所在地 愛媛県新居浜市滝の宮町
遺 構 曲輪
形 式 山城 築城者: 金子宅世 築城年代: 南北朝時代


見 ど こ ろ
 金子山城は、新居浜平野の西端にある丘陵に築かれている。現在、滝の宮公園となっている。公園造成によって城の遺構は破壊され何も残っていないが、本丸に石碑が建てられているにすぎない。

 本丸北端にある展望台から新居浜市街、新居大島、燧灘が一望することができ、ここに城が築かれた理由がよく分かる。


歴     史
 金子山城は、南北朝時代に金子宅世によって築かれた。金子氏は新居郷の地頭で、高峠城主石川氏に従って勢力を伸ばし、新居・宇摩郡の実権を握るようになった。

 天正13年、小早川隆景・吉川元長による伊予進攻に対して、新居・宇摩郡の武将は金子元宅を総大将として高尾城に立て籠もった。金子元宅は西条野々市にて討死にし、金子氏の残党が金子山城に立て籠もったが、小早川・吉川勢に攻められ落城した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR予讃本線新居浜駅〜バス/滝の宮公園前
 車 : 松山道新居浜IC〜国道11号線/西之端〜県道136号線
駐車場: 滝の宮公園の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
燧灘と新居浜市街を一望出来るお城。

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