武蔵 木曽殿館


お城のデータ
所在地 埼玉県比企郡嵐山町鎌形
遺 構 なし
形 式 居館 築城者: 源 義賢 築城年代: 仁平2年頃


見 ど こ ろ
( 鎌形八幡神社 )
 木曽殿館は、大蔵館に居を構えた源義賢の別邸なのだろう。館の遺構などは何も残っていないが、班渓寺山門脇に「木曽義仲誕生之地」の立派な石碑が建てられている。この寺は木曽義仲の側室であった山吹姫(義仲の長男義高の生母)が鎌倉時代に創建したと伝えられている。

 班渓寺の近くにある鎌形八幡神社も木曽義仲ゆかりの地で、神社の御手洗の清水が義仲の産湯に使われたと伝えられいる。

歴     史
 木曽殿館は、仁平2年頃に源義賢によって築かれたと伝えられている。久寿2年に源義賢が甥の源義平に討たれた大蔵合戦で、当時2歳の駒王丸(後の木曽義仲)は畠山重能・斎藤実盛の計らいで信濃木曽へ落ち延びた。


お城へのアクセス
鉄 道: 東武鉄道東上線嵐山駅〜バス/鎌形
 車 : 関越道東松山IC〜国道254号線〜県道173号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
木曽義仲誕生の地と伝えられている居館。

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