大和 北新環濠


お城のデータ
所在地 奈良県奈良市二条大路南2丁目
遺 構 環濠、土塁
形 式 環濠集落 築城者: 不明 築城年代: 慶長8年


見 ど こ ろ
( 平城京壬生門跡 )
 北新環濠は、大和国内の環濠集落に関する論文に「近世環濠集落」の典型的な事例としてしばしば登場する。成立時期が近世初期で、三方を幅1m程の環濠(用水路)に囲まれ、集落内を貫く一本の道路、その両側に短冊形の屋敷地が並ぶ。

 現在も集落の北側に築かれた土塁の一部が竹藪として残り、西方にあった溜池は埋め立てられている以外、近世環濠集落の状況を今も良く残っている。また、集落の北側には平城京二条大路が復元され、南面東門である壬生門跡がある。


歴     史
 北新環濠は、構築者については定かでないが、慶長8年に菅原村から分村して新村が構築された。


お城へのアクセス
鉄 道: JR関西本線奈良駅・近鉄奈良線奈良駅〜バス/二条大路南2丁目
 車 : 第二阪奈道路宝来IC〜県道1号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
近世環濠の典型的な事例としてしばしば登場する集落。

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