信濃 小岩嶽城


お城のデータ
所在地 長野県安曇野市穂高有明
遺 構 曲輪、堀、模擬櫓、模擬城門
形 式 山城 築城者: 仁科氏 築城年代: 戦国時代


見 ど こ ろ
 小岩嶽城は、現在城址公園として整備され、駐車場前には模擬城門、見晴らし台として模擬櫓が建てられ、観光目的であるが中世城郭の雰囲気を醸し出している。

 城址公園の模擬門を経て小道を直進すると神社境内となっている主郭へと着く。この参道の左右にはそれぞれ二段の曲輪があり。南二の曲輪の外側には浅いが空堀が残っている。資料によれば、主郭の背後にある城山には三段に分かれた詰めの曲輪等の遺構が残っているとか。


歴     史
 小岩嶽城は、戦国時代に仁科氏によって築かれた。北安曇に勢力を誇った仁科氏の南方面への重要な拠点の城で、天文20年に武田信玄の軍勢に攻められ放火され、翌年には城主古厩盛兼が討ち死にし落城した。

 武田氏滅亡後の天正11年、安曇・筑摩両郡の旧領回復をめざす小笠原貞慶に攻められ焼き払われ廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR大糸線有明駅〜タクシー約10分
 車 : 長野道豊科IC〜県道57号線〜国道147号線〜県道308号線
駐車場: 小岩嶽城址公園の無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
模擬櫓と模擬城門がなければ只の神社境内って雰囲気が・・・。

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