越後 茶臼山城


お城のデータ
所在地 新潟県上越市頸城区矢住字城越
遺 構 曲輪、土塁、堀切、竪堀、模擬櫓
形 式 丘城 築城者: 不明 築城年代: 南北朝時代


見 ど こ ろ
 茶臼山城は、新溜と呼ばれる池の北側の丘に築かれている。駐車場から東側の物見櫓を模した展望台があるところが出丸、西側の丘に本城が築かれている。

 茶臼山城の縄張りは、丘陵最上部に長方形の主郭を配し、西側に馬出状になった二の曲輪・三の曲輪とそれに付随する帯曲輪が配されている。また、主郭東側には堀切を設け、背後の丘陵からの防衛ラインとしているが、手薄な部分を東丘にある出丸がこれを補っている。

 遺構は、主郭西側に土塁が残っている。主郭と二の曲輪、三の曲輪の間にはそれぞれ空堀があり、両側の斜面に向けて竪堀となっていた。二の曲輪南側の帯曲輪に沿って土塁と虎口があり、この小曲輪東側に井戸の遺構が残ってた。


歴     史
 茶臼山城は、築城者は定かではないが南北朝時代に築かれたとの伝承がある。南北朝時代には河野通信が居城していたとか。

 戦国時代には黒金摂津守が居城していたと云われているが、詳細なことは定かではない。


お城へのアクセス
鉄 道: 北越急行くびき駅〜バス/中島北
 車 : 北陸道上越IC〜国道253号線〜県道30号線〜県道258号線
駐車場: 茶臼山城址公園の無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
小高い丘の上には小規模ながら道具立ての揃ったお城が・・・。

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