伊賀 久保田氏城


お城のデータ
所在地 三重県伊賀市大野木字池ノ尻
遺 構 曲輪、土塁、堀切
形 式 居館 築城者: 久保田(窪田)氏 築城年代: 室町時代


見 ど こ ろ
 窪田氏城城は、池ノ尻地区の背後にある丘陵の東先端部に築かれている。背後の丘陵とは堀切で隔離し、周囲に土塁を設けた単郭方形の縄張りとなっている。

 現在は、東側と北側の一部の土塁は消滅しているが、他方の土塁は良く残り、西側には虎口の遺構も見ることができる。谷を堰き止めた溜め池を挟んで南側には広山氏館や詰城の広山氏城が隣接している。


歴     史
 久保田氏城は、室町時代に久保田(窪田)氏によって築かれた。天正9年の天正の乱では窪田又八郎が比治山城へ籠城してた。合戦後、窪田氏は伊賀を立ち退き、その後町人となったと伝えられている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR関西本線伊賀上野駅〜バス/大野木
 車 : 名阪国道大内IC〜国道25号線/大野木〜市道
駐車場: なし


ひとくち MEMO
丘陵先端部を断ち切った堀切と土塁が残るお城。

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