山城 草路城


お城のデータ
所在地 京都府京田辺市草内宮ノ後
遺 構 曲輪、土塁、堀
形 式 平城 築城者: 草内氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 草路城は、草内地区の咋岡神社境内一帯の築かれていた。神社の参道入口脇に神社の案内板があるが、この説明文に「ここが草路城趾である」旨の記述があった。

 城の縄張りは、西側が凸状になっているが、基本的には方形単郭の居館形式であったと考えられる。 城の遺構は、神社境内の西面と南東角に土塁痕が残っている。神社社殿の北側には、幅約3〜4m程の横堀が良く残っていた。


歴     史
 草路城は、築城年代は定かでないが国人草内氏によって築かれたと考えられている。応仁・文明の乱後も南山城では東西両軍の対立は続き、文明14年に東軍の畠山政長が東軍の諸勢を草路城へ集め、西軍の畠山義就に備えたが西軍に攻められ落城している。文明17年の山城国一揆では東軍の拠点となっている。

お城へのアクセス
鉄 道: JR片町線京田辺駅・近鉄京都線新田辺駅〜バス/草内郵便局前
 車 : 京奈和道田辺西IC〜国道307号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
神社境内には横堀が残っているお城。

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