近江 鈎陣屋

お城のデータ
所在地： 滋賀県栗東市上鈎
遺　構： 土塁、堀
形　式： 平城 築城者： 足利義尚 築城年代： 長享元年


見　ど　こ　ろ
　鈎陣屋は、現在の永正寺境内一帯に築かれていた。足利将軍親征時の陣所として築かれただけに、方形縄張りながら複雑な縄張りとなっいた。

　陣屋の遺構は、寺の山門から西側にかけて土塁と堀が残っている。また、確認できなかったが、縄張り図を見る限り、寺の東側にある竹藪の中にも土塁が残存しているようだ。


歴　　　　　史
　鈎陣屋は、長享元年に足利義尚によって築かれた。９代将軍義尚は、六角高頼親征のため近江に出陣したおりの陣屋として築城された。

　義尚は、六角高頼が甲賀山中へ逃れたために戦果を上げることなく、延徳元年にこの鈎陣屋にて陣没した。


お城へのアクセス
鉄　道： ＪＲ東海道本線栗東駅～バス／上鈎
　車　： 名神栗東ＩＣ～県道５５号線～国道１号線／上鈎～市道
駐車場： なし。


ひとくち ＭＥＭＯ
足利将軍義尚親征の陣所。

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