駿河 松長陣屋


お城のデータ
所在地 静岡県沼津市松長字久保畑
遺 構 なし
形 式 陣屋 築城者: 大久保教寛 築城年代: 宝永3年


見 ど こ ろ
 松長陣屋は、JR片浜駅の東側(東海道本線南側)にある神明塚古墳(古墳の上には伊勢神明社の社が建つ)の南側の住宅地一帯に築かれていた。南北約80m×東西約60m程の台形をした敷地であったが、現在は宅地化により陣屋の遺構は何も残っていない。


歴     史
 松長陣屋は、宝永3年に大久保教寛によって築かれた。元禄11年に小田原藩主大久保忠朝の次男教寛が新田6,000石を分知され、宝永3年には西の丸若年寄に昇進し5,000石を加増され大名に列し駿河松長に陣屋を構えた。天明3年、5代教翅が相模荻野山中へ陣屋を移したが、その後も駿河の所領支配の出張陣屋となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線片浜駅〜徒歩約10分
 車 : 東名沼津IC〜国道246号線〜国道1号線〜県道163号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
江戸時代中期に大名に列した大久保家が最初に構えた陣屋。

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