三河 畔田城


お城のデータ
所在地 愛知県豊橋市城下町字築地の内
遺 構 曲輪、空堀、堀切、土塁
形 式 平山城 築城者: 畔田氏 築城年代: 寛正年間


見 ど こ ろ
 畔田城は、遠州灘に面した海岸段丘を利用して築かれた城だ。畔田城の縄張りは、海岸に向けて突きだした部分に主郭を置き、二重の堀切で北側に配置した曲輪と区切って防御を固めている。さらに北側には数段の曲輪群が階段状にあり、東西にも出曲輪が設けられている。

 なんと云っても主郭前面を守る二重の堀切と土橋、そして北側の曲輪の虎口と両側に連なる土塁がこの城の見どころポイントだろう。


歴     史
 畔田城は、寛正年間に畔田氏によって築かれた。畔田氏は、渥美郡に勢力を誇っていたが、文明7年に戸田宗光が高縄城を築き渥美半島に勢力を拡大すると、戸田氏の傘下に組み込まれた。


お城へのアクセス
鉄 道: 豊橋鉄道老津駅〜タクシー約15分
 車 : 東名豊川IC〜国道151号線〜国道1号線〜国道42号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
遠州灘に面した丘陵には深い空堀に囲まれたお城があった。

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