武蔵 森川氏陣屋


お城のデータ
所在地 埼玉県東松山市大谷
遺 構 なし
形 式 陣屋 築城者: 森川氏俊 築城年代: 天正18年


見 ど こ ろ
 森川氏陣屋は、比企氏ゆかりの寺である宗悟寺南側にある秋葉神社西側の民家敷地と畑地となっている一帯に築かれていたが、陣屋の遺構などは何も残っていない。尚、宗悟寺は森川氏俊が比企氏ゆかり寿昌寺を扇谷の地に移して森川宗家の菩提寺としたとか。

歴     史
 森川氏陣屋は、文禄元年に森川氏俊によって築かれた。堀場氏俊は、織田家に仕えていたが永禄8年に徳川家康に仕え母方の姓森川氏を名乗った。氏俊は姉川合戦・長篠合戦等の歴戦の武将で、天正18年の家康の関東移封に従い、武蔵比企郡・上総山辺郡内で2,200石を与えられ、比企郡大谷の地に陣屋を構えた。氏俊の跡は嫡男氏信が旗本として代々存続し、三男重俊の家系が下総生実1万石の大名となっている。


お城へのアクセス
鉄 道: 東武東上線東松山駅〜バス/秋葉神社下
 車 : 関越道東松山IC〜県道47号線〜県道391号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
家康に仕えた歴戦の旗本森川氏俊が構えた陣屋。

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