陸前 師山城


お城のデータ
所在地 宮城県大崎市古川師山字城山
遺 構 なし
形 式 平城 築城者: 笠原重弘 築城年代: 南北朝時代


見 ど こ ろ
 師山城は、師山地区の北の外れの市道沿いに標柱が立てられ、その東側の水田一帯に築かれていたとされている。 

 現在は、耕地整理もされ、城の遺構は残っていないが、水田が階段状になっていて、かつての城の地形を幾分かは踏襲しているように感じた。


歴     史
 師山城は、南北朝時代に笠原重広によって築かれたと云われている。重広は、延元2年に奥州に下向して当初師山城を居城とし、その後宮崎城を築いて居城を移している。笠原氏は、奥州探題大崎氏に従い代々老臣として笠原党と呼ばれる有力家臣団であった。

 師山城は、中新田城や桑折城と共に天正16年に伊達政宗が大崎義隆を攻めた大崎合戦では、大崎方の防衛拠点の一つとなっている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR陸羽東線・東北新幹線古川駅〜バス/楡木
 車 : 東北道古川IC〜国道47号線〜県道32号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
大崎合戦の際しては大崎氏方の拠点の一つとなったお城。

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