武蔵 村山城


お城のデータ
所在地 東京都西多摩郡瑞穂町殿ヶ谷
遺 構 曲輪
形 式 丘城 築城者: 村山氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 村山城は、現在の福正寺境内となっている一帯に築かれていた。南に突き出すような半島状の丘陵先端部に築かれていて、現状を見る限り三段の曲輪があったのであろうか。

 寺の山門から幼稚園付近が一番城の雰囲気が残っているように思える。平素の居館は、山門前から南の住宅地一帯と云われ、「殿が谷」と地名に名を残すのみとなっている。


歴     史
 村山氏館は、築城年代は定かでないが村山氏によって築かれた。村山氏は、武蔵七党の一つで平忠常の孫頼任が武蔵国多摩郡村山郷を領して村山氏を称したことに始まる。

 戦国時代になると村山氏は関東管領上杉氏の重臣大石氏に従い、大石氏が北条氏照を婿に迎えて北条傘下に入ると村山氏も北条氏に従った。この頃の村山城主は土佐守義光であった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR八高線箱根ヶ崎駅〜バス/石畑
 車 : 圏央道青梅IC〜都道44号線〜都道5号線
駐車場: 福正寺の参拝者用無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
武蔵七党村山氏の戦国時代に使用したお城。

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