山城 妙覚寺城



お城のデータ
所在地 京都府京都市中京区大恩寺町
遺 構 なし
形 式 城郭寺院 築城者: 日実 築城年代: 永和4年


見 ど こ ろ
 妙覚寺城は、織田信長の宿所にもなったように城郭化した寺院であった。信長の築いた「二条御新造」の西隣に位置している。本能寺の変の舞台の一つともなった城郭寺院だが、現在では町名に「上妙覚寺町」・「下妙覚寺町」と名を残すのみ。せめて案内板が標柱でもあれば良いのだが・・・。


歴     史
 妙覚寺は、永和4年に日実によって四条大宮に建立された法華宗の寺院。文明15年に足利義尚の命で二条衣棚に移された。天正5年の天文法華の乱で焼亡したが、天文17年に再興されてた。元亀3年に織田信長が入洛時の宿所として利用して、天正10年の本能寺の変では嫡男織田信忠の宿所となっていたため、明智光秀の軍勢に攻められ焼亡した。


お城へのアクセス
鉄 道: 京都市営地下鉄東西線京都市役所前駅〜徒歩約5分
 車 : 阪神高速京都線鴨川西IC〜国道367号線〜御池通
駐車場: なし


ひとくち MEMO
本能寺の変で明智勢に攻められて焼亡した寺院。

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