山城 妙満寺構え


お城のデータ
所在地 京都府京都市下京区佐竹町
遺 構 なし
形 式 城郭寺院 築城者: 日什 築城年代: 永徳3年


見 ど こ ろ
 嵐電四条大宮駅と四条堀川との間に二つの法華宗寺院の構えが並んでいた。駅側が妙蓮寺、堀川通り側が妙満寺だ。共に現在は宅地となっていて構えの遺構などは何も残っていない。現在の妙満寺は、京都市左京区岩倉幡枝町に移転している。


歴     史
 妙満寺は、永徳3年に日什が天王寺屋通妙の外護を得て創建したことにより始まる。応仁・文明の乱で堂宇を焼かれ、堀川西、四条綾小路の間に移転し、洛中21ヶ寺本山の一つに数えられるほど寺勢を誇った。しかし、天文5年の天文法華の乱にて焼失した。天文11年に帰洛して当地に再建されるが、天正11年に豊臣秀吉の命により京極極楽坊へと移転した。


お城へのアクセス
鉄 道: 阪急電鉄京都線大宮駅〜徒歩約5分
 車 : 名神高速京都南IC〜国道1号線〜府道38号線〜四条通り
駐車場: なし


ひとくち MEMO
洛中21ヶ寺本山の一つ。

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