山城 妙心寺境内


お城のデータ
所在地 京都府京都市右京区花園妙心寺町 
遺 構 伽藍、堀
形 式 寺院 築城者: 花園法皇 築城年代: 建武2年


見 ど こ ろ
 臨済宗妙心寺派の総本山妙心寺は、境内に46もの塔頭が建ち並ぶ日本最大の禅寺だ。寺の南総門・勅使門前には堀があるが、かつては東を流れる宇多川、西を流れる西の川、そして北総門前の堀と周囲を堀と川によって寺の境界と共に防衛ラインを構成していた。

 資料によれば、寺の境内内の発掘調査によれば、北の一条通りに平行して幅約2m×深さ2mの堀や境内中央部に東西方向に幅約3m程の堀が出土しているとか。


歴     史
 妙心寺は、建武2年に花園上皇が落飾して法皇となり花園御所を禅寺とすることを発願して暦応5年に開山となった。

 応仁・文明のの乱で伽藍が焼失したが、細川勝元・政元の支援により伽藍は再建され、永正6年に後柏原天皇からの綸旨を賜り大徳寺から独立し、その後細川・斎藤氏や織田信長などの戦国大名の援護を得て寺勢を拡大、江戸時代には80余もの塔頭を数える一大寺院となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR山陰本線花園駅〜徒歩約5分
 車 : 阪神高速京都線鴨川西IC〜国道24号線〜国道9号線〜国道162号線
駐車場: 妙心寺の参拝者用無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
堀と川に四方を囲まれた日本最大の禅寺。

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