美濃 長森城


お城のデータ
所在地 岐阜県岐阜市切通6丁目
遺 構 なし。
形 式 平城 築城者: 土岐頼遠 築城年代: 南北朝時代


見 ど こ ろ
 長森城は、現在の切通聖観音の小さいな境内を含め、この辺り一帯が城域であった。長森城の廃城後、城趾に安藤氏の切通陣屋が設けられたが、城の遺構も陣屋の遺構も今は何も残っていない。神社の境内片隅に「切通陣屋」の石碑と案内板があるが、長森城については何の説明板さえなかった。


歴     史
 長森城は、南北朝時代に美濃守護土岐頼遠によって築かれた。頼遠は、北朝方に属し数々の戦功があったが、康永元年に光厳天皇への不敬の罪により刑死した。跡を継いだ土岐頼康は正平年間に川手城を築き、守護所を移した。後、長森城には甥の土岐直詮が城主となった。


お城へのアクセス
鉄 道: 名鉄各務原線切通駅〜徒歩約10分
 車 : 東海北陸道岐阜各務原IC〜県道181号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
切通観音の祀られている地は、中世城郭と近世陣屋の跡。

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