信濃 渚 城


お城のデータ
所在地 長野県松本市渚2丁目
遺 構 なし
形 式 居館 築城者: 小笠原長秀 築城年代: 応永年間


見 ど こ ろ
 渚城は、奈良井川と田川の合流点近くに位置した交通の要衝に築かれている。城と云っても居館規模ではあるが、現在の常徳寺・内城公民館等の敷地を中心として、約百間四方の規模があったと推定されている。城の遺構などは何も残っていないが、常徳寺の山門脇に城跡碑が立てられていた。


歴     史
 渚城は、応永年間に小笠原長秀によっれ築かれた。長秀は、信濃守護に補されたが国人に対して守護の権力強化を図ったため、国人達の反発を買い、応永7年の大塔合戦へと発展、この合戦に大敗した結果、長秀は守護職を解かれ、応永12年に家督を弟政康に譲る。長秀は、合戦の敗北後に渚城(居館)を築いたと伝えられている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR篠ノ井線松本駅〜バス/渚町
 車 : 長野道松本IC〜国道158号線〜国道143号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
大塔合戦に敗れた守護小笠原長秀が築いた居館。

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